今回は4声になります。
1音増えた分、厚みが増してカッコいいです。
〜1小節目〜
「♭3、5、♭7、11」
Dm7(11)ですね。
しかし、ルート音を省いて更に11thを入れているので単体だと
Fadd9など他のコードに聴こえたりもします。
(※このヴォイシングに限りませんが)
基本的にVol.1〜Vol.4全てのヴォイシングにおいて
ベーシストがいる前提のヴォイシングなので
ベーシストがいない場合は若干取扱い注意です。
〜2小節目〜
「♭7、♭9、3、R」
G7(♭9)ですね。
1小節目と比べると、2音しか変化ないです。
なので、1小節目のヴォイシングから続けて弾くと綺麗な流れになります。
トップ以外の3音を考え、ベース音がルート音だとすれば
・R、♭3、♭5
m 7(♭5)のヴォイシングとしても使えます。
薬指と中指が若干ストレッチするので、初めは弾きにくいかもしれませんが慣れます。
今後もこういうストレッチは頻出します。
僕の中では薬指と中指のストレッチは必須です。
〜3小節目〜
「3、6、7、5」
これはめちゃくちゃ使いますね。
お好みで7をRにしても良いと思います。
これも2小節目と比べて、2音しか変化ないです。
6を♭7にすれば、7thコードの時使えますね。
〜4小節目〜
「5、♭7、3、♭7」
トップを固定しているのでオクターブ上の♭7がありますが
省いてしまって問題ありません。
少し厚みが欲しければ重ねると良いかと思います。
これまた3小節目と比べて、2音しか変化ないです。
〜おわりに〜
今回は以上になります。
お気づきかと思いますが、全て2音ずつしか変化ありません。
このように、出来るだけ音を変えずに別のコードを弾くのが
ピアノっぽくて好きなんですよね。
・どれか1音固定する
・出来るだけ音の変化を少なくする
色んな練習がありますが
僕はこの2つの練習をよくやります。
昔、師匠に
「ピアノ的発想を持って練習しなさい」
と言われました。
ギターを練習しても他の楽器に意識を持っていったり
視野を広げることはとても大切です。
今後もたくさんヴォイシング解説していきたいと思います。
ありがとうございました
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